自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/03/30

小麦にゆとりを

昨日の発信のとおり、
実家の畑の小麦がグングンと成長していて、驚きましたが、

その、分げつ(根元付近から新芽が伸びて株分かれする事)が進んだ小麦は、
どこか窮屈そうにも見えました。

小麦間引き前_150329

種蒔きの時に、分げつも想定して、
間隔を広めに、蒔いていたつもりが、
やはり、欲張っていたのかもしれないと反省しつつ・・・

今さら間引きをしようにも、
根っこから抜くわけにもいかないので、

分げつした部分を、はさみでカットし、
風がとおるよう、
小麦をとりまく空間に少しゆとりができるようにしました。

小麦間引き後_150329

また、カットした小麦は、
その場で循環できるよう、地面に敷きました。

このやり方が、良いのかは分からなかったので、
ひとまず、5列ある小麦のうち、1列だけをカットしましたが、

今後の成長に、どんな変化があるか、
しっかりと、見守っていきたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子