今年も田植えをさせて頂くこととなり、
昨日、いつもお世話になっている
千葉県の藤崎農場さんのところへ行きました。
昨年は2面あった田んぼでしたが、
今年は、間にあった畦が取り除かれ、大きな1面に。
今年も、機械で田植えをした後に、
端っこなど、機械では植えられないところを、
手で植えていきます。
そんなわけで、皆で協力して
苗を機械に運んでセットし、
田植え機が、順調に苗を植えてくれています。
そして、田んぼの半分にいかないくらいのところで、
苗が植わっていないことに気付き・・・
どうやら、部品が折れて、
機械が故障してしまったようです。
「どうする?」「機械借りてくる?」などの
会話も交わされ、
私たちも「一体どうすれば?!」と
今後を心配する中で、
藤﨑さんが、
「うーん。機械借りれないし、今日は無理だね。
修理してなおったら、残りをやろう。」と、
笑いながらあっさり話され・・・
そんな藤﨑さんの姿に、自然な生き方を感じました。
実は今回の田植えは、
もともとメインで米作りを取り組んでいる会社の方々が、
仕事の調整がつかずに、ひとりも来れず、
私たちカグヤからも3名しか行けず、
人が集まらなかったので、
「日程を変更するか?」などの話しも直前まで出ていた中、
「自然は待ってくれない」と、田植えを決行したのですが、
それでも、こんな風に機械が壊れて、
結局、手植えもできず、途中で断念することになったわけで・・・
そんな「どうにもならないこと」を、スッと受け容れる藤﨑さんは、
「やること」ばかりに捉われていないからだと感じ、
おかげで、私たちもそんな事件?を、
笑って受け容れることができました。
自分の思い通りにしようとするよりも、
自分が自然に合わせて、笑顔でいれる生き方をしていきたいと
改めて感じさせて頂きました。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子