自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/08/08

先日、島根にある
「あうん健康庵」や「暮らす宿 他郷阿部家」へ
訪問させて頂いた際、「薪」を目にしました!

薪

東京に住んでいると、薪を日常で使うこともなく、
知らないことばかりですが、

「暮らす宿 他郷阿部家」のスタッフの方が、

「生木は一年乾かさないと使えないから、
来年使う分を、今年中に確保しなければならない 」

と、薪について教えてくれました。

これを聞いて、

ふと、二宮金次郎の
「遠くをはかる者は富み、近くをはかる者は貧す」
という言葉を思い出しました。

意味は違うのでしょうが、
「長期的な目線」という点で、共通点を感じます。

そう思うと、自然は昔から、そうした長期的な目線を
私たち人間に教えてくれていて、

自然から離れてしまった、現代の私たちは、
先人に比べて、どんどん短期的な目線になっているのかもしれません。

目先の利益を追うようなことをやめ、
できるだけ、自然を身近に学んで、
長期的な目線を養っていきたいです。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子