会議中、クルーがいれてくれた「どくだみ茶」。
夏休みに新潟に帰省した際のお土産ということで、
なんと、実家の自家製どくだみ茶でした!
普段会社で飲んでいるどくだみ茶と比べ、
その独特な匂いや味もしっかりし、
ほんのりと甘く、野性的な味わいで、
とても美味しくいただきました。
ちなみに、調べてみると、
どくだみは、生のどくだみが持つ特有の臭気が
まるで毒を溜めているようで、
「毒溜み、毒矯み(ドクダミ)」に由来し名付けられたそうです。
また、どくだみの漢方生薬名は「十薬」といい、
馬に食べさせると10もの効果があるということから、
名付けられたそうで、
全草を乾燥したものを煎じて飲む
このどくだみ茶も、
かぜ・夏バテ・利尿・便秘・蓄のう症・高血圧などの薬として
昔から、用いられてきたようです。
また、繁殖力が強いどくだみの地下茎は
長く伸びて分岐するため、
一度根づくと、なかなか除草することができず、
更には、原爆が投下された不毛の広島の地に、
真っ先に芽を噴き出したのは、どくだみだと言われているようで・・・
とても強い生命力を感じます。
昔から身近には、そんな生命力あふれる野草が沢山存在し、
自然の暮らしの大きな味方になってくれていることを思うと、
他の野草も含め、もっと野草茶なども見直していけたらと思いました。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子