自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/08/22

命がけの脱出

先日の朝、公園の道を走っていると、

ミミズ1

地面に不思議な線を発見!

ミミズ2

よく見ると、それらの線の先には、

干からびたミミズや

ミミズ4

砂まみれのミミズが・・・

ミミズ3

今まで何度か通った道で、
こんなことが起きているとは、全く気付かず・・・
夏のこの時期だけなのでしょうか?!

なんでわざわざ、道の脇にある土から脱出し、
命を落としてしまう行動に出るのか・・・?!と
不思議にも思いましたが、

ミミズからしてみれば、まさか地上に出たら、
土がなく、自分が生きられない現実が待っているとは、
思わないのかもしれません。

思えば、東京に住んでいると、
アスファルトばかりで、土がないことを感じますが、

実はこんな風に、自分が知らないだけで、
土がないことによって、
沢山の生き物の命が失われているのかもしれません。

そう思うと、自分にとってよかれと思う行動でも、
見知らぬ誰かを傷つけていることがあるかもしれないと感じ、

なるべく、視野を広く持って、
自分の行動、選択を注意していきたいです。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子