今週はじめに、GTサミットがありました。
全国から集まった、
保育に熱心な園長先生たちのお姿に、
自分自身の働く姿勢を、見直すきっかけも頂きました。
そんなセミナーの中で、印象的なお話のひとつに、
「信じてもらうと責任が発生する」
というものがありました。
子どもが親に相談した時、
「あなたが選んだならいい」と
いつも自分を信じて尊重してくれていたことによって、
子どもは「本当に自分はこの選択でよいのか」と、
自分自身でしっかりと考えるようになったそうです。
大きな決断であればあるほどに、
人生経験の多い親は、よかれと思って、
自分の意見をはさみたくなるものですし、
子ども自身も、自分の決断を応援してほしいと思っていながらも、
不安であればあるほどに、どこかで親の反対を期待し、
親の言うとおりにすることで、親のせいにする(できる)・・・
という、不自然な関係が成り立つことは、
そんなに珍しいことではないように感じます。
(実際、自分もそんな親子関係の時期が、長くありました。^^;)
「この子が選んだなら、きっと大丈夫。」と信じることも、
「親が信じてくれているから、きっと大丈夫」と信じることも、
どちらもとても大事なことで、
そこからの挑戦の積み重ねが、
自分を信じる「自信」にも繋がるのだと感じます。
そして、それができるのは、
そこにある「ありがたさ」や「見守り」に気づくことだと感じます。
これは、親子関係のみならず、
保育でも職場でも共通することだと感じ・・・
会社や家族、友人など・・・
異なる関係性や色々な役割の自分が存在しますが、
どんな役割、立ち位置であっても、自分の生き方として、
「信じる」ことを大事にし続けていきたいです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子