自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/10/02

発泡スチロールから

先日、驚くべきことが・・・。

シルバーウィークでスイスへ行き、
1週間ぶりに帰宅して、
ずっと気がかりだったベランダ稲を確認すると、

水が枯れ、土がすっかりとかわいてました。

発泡スチロールから

1週間も家を空けていたので
「申し訳ない・・・」と思いつつ、
すぐに水をあげました。

そして、その翌々日には出張だったため、
また出発前に、水をあげたのですが、
思った以上に、水が枯れていて・・・

「水が減る量が何かおかしいぞ」と思い、
よくよく見てみると、

発泡スチロール容器の下がぬれており・・・

まさかと思って、容器を少し持ち上げてみると、
どうやら根が貫通し、小さな穴が開いていたようで、
そこから水が漏れている・・・という様子。

旅行で1週間、家を留守にしていた間に、
稲が水を求め、根を深く深く伸ばして
ついには、発泡スチロールを貫通したのでしょう・・・

想像を絶する稲の力に、驚きつつ、

稲と同じように人も、
強く求めている時や、苦しい時ほど、
逞しく強く成長するのでは、と感じました。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子