自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/10/15

自分らしく生きる

最近、友人や会社の仲間と話す中、
不安や悩みについての話しも出たりしますが・・・

そこには、共通して
「比較」「正解探し」「結果重視」などの
刷り込みが見えてきます。

これは、教育や家庭など、自分をとりまく環境によってできあがった
いわゆる「常識的」な価値観のようでもありますが、

そこには、勝手に「誰々のために、期待にこたえないと」と
自分自身にプレッシャーを与えてしまうようなかんじで、
どこか「生き辛さ」を感じずにはいられず・・・

個人の問題というよりは、社会問題のようにも見えます。

それは、自分自身も含め、
多かれ少なかれ持っている「刷り込み」でもあり、

自分らしく自然体で生きる上では、

そんな自分自身の中にある「刷り込み」と
向き合う必要があるのかもしれません。

本来、自分らしさは人と「比較」するものでもなく・・・

また、自分の人生や選択に「正解」があるわけでもなく、
自分が求める自分のありたい姿であれば、
究極は、何を選んでも選ばなくても、何でもいいのだと思います。

更には、自分の人生は「結果」だけではかれるものではなく、
そこにいたる瞬間瞬間に、どう自分らしく生きてきたかと、
そのプロセス自体が、人生そのもののような気がします。

自分らしくありのままで生きることは、
自然で幸せな生き方だと感じるからこそ、

「比較」「正解探し」「結果重視」などの刷り込みに
自分自身も持っていかれないように注意し、

そんな自分の生き方を通して、
子どもたちに対しても、少しでも勇気や希望になれたらと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子