先日、仲間のクルーに
カスピ海ヨーグルトをおすそ分けしたところ、
(『菌が広がる』
http://www.caguya.co.jp/wp2/farmblog/other/p5039/)
数日後に「お返しにどうぞ」と、
ちょうどクルーのおばあちゃん家でとったという
栗を頂きました!
思いがけない物々交換に、
昔はよくありそうな風景だなと思いつつ、
そんな仲間の温かな気持ちが嬉しくもあり・・・
「栗ご飯」をつくってみることに♪
栗の下ごしらえは初めてでしたが、
「大変だよ~」と聞いていたので、
その日は、残業せずに早く帰って、
いざ下ごしらえにとりかかります。
皮が少し柔らかくなってむきやすくなるということで、
前の日から水につけておき、
その栗の皮をむいていくと・・・
「ひゃー!」
ビックリ!芋虫が続々と出てきました!!
自分で下ごしらえをしたのは初めてですが、
やってみないと、現実は分からないものです。
野生の栗は農薬で消毒とかしていないから
中に芋虫がいたのでしょうか・・・。
こんな風に、虫が出てくるというのは、
スーパーで購入した野菜などでは、
ほとんどありえないシーンですが、
本来は、こうして虫も一緒に暮らしているのが
自然だったのでしょう。
結局ほぼ虫にやられていて、
残念ながら、栗ご飯は頂けませんでしたが、
農薬はイヤ・・・と言いつつ、
虫もイヤ・・・と言っている自分の矛盾も思い知らされ、
結局、こうした消費者の声によって、
生産者も農薬を使わざるを得ない・・・
という社会になっているのであれば、
やっぱり、自分自身の価値観や生き方が
社会をつくっているからこそ、
そこから目をそむけてはいけないと感じました。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子