昨日に引き続き、ススキのお話です。
ススキについて、調べを進めると・・・
ススキは株が大きくなるのに、けっこう時間がかかるけれど、
そんな育ちが遅い分、しっかりとした根(株)を作るそうです。
また、ススキは日本の植物生育の中で、
最後に繁殖するという性質を持っており、
根が深くて群生するので、
何年か経つと、地面が湿気を多く持つようになり、
地中深くまで土地が肥えて、
そこに今度は、樹木が育ちはじめるといいます。
そんなススキだからこそ、
セイタカアワダチソウの圧倒的占拠にもじっと耐え、
その間、しっかりと根をはっていたのでしょう。
短期的にみれば、
確かにセイタカアワダチソウの方が強いのでしょうが、
長期的に見たら、
じっと耐え、時を待っていたススキの方が、
強いといえるのかもしれません。
自分自身は、持続可能な社会を願い、
その一因になれたらと思うからこそ、
長期的なススキのような生き方を
大事にしていけたらと思います。
それにしても、ススキを知れば知るほどに、
そこから学ぶものは沢山ありそうです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子