今年もおかげさまで、
無事にベランダ稲のお米を収穫することができました!
そんなわけで、
収穫した稲を干す「稲架(はさ)掛け」をすることに。
・・・といっても、稲架はないので、
今年は、パキラにかけさせてもらいました!
昨年はカーテンレールにかけたのですが、
今回は、植物どうしだからか、
なんだか仲良さそうに見えるのは
気のせいでしょうか・・・?^^
それにしても、
この刈り取った稲を田んぼで干し、
太陽のもとで天日干しする「稲架掛け」ですが・・・
今は、農業の機械化が進んで、あまりやらないそうです。
この天日干しの場合は、茎ごと刈り取るので、
その後も刈り取られた稲は、
太陽の光を浴びながら、風に当たりながら
時間をかけて少しずつ、ゆっくりと乾燥し・・・
しかも、刈り取られた稲の葉や茎はまだ生きていて、
光合成を続け・・・
そんな稲は、最後の力を振り絞って、
葉や茎に残った養分を、もみ(米粒)へ送るといいます。
ついつい刈り取ったりすると、
そこにある「命」が見えにくくなっていますが、
実は、稲の中で
こんな働きが行われているとは驚きです。
最後まであきらめずにやりきることの美しさを感じ・・・
更には、自分都合で
命を捉えないように気を付けたいと思いました。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子