先週、保育環境研究所ギビングツリーが主催する
「保育環境セミナー」が開催されました。
セミナー終了後に、
参加者のアンケートを確認させて頂く中、
「自園の課題あるいはあなたの保育の課題はなんですか?」
という質問に対して、
「子どもの気持ちが分かることではなく、
子どもの気持ちになれること」
・・・という、ある参加者の回答に、
寄り添いを越えた「子どもとの一体感」を感じ、
衝撃を受けました。
そして、分かることよりも、
自分がそうであるかどうかを見ている先生は、
とても謙虚で、自然なかんじがしました。
また「見守る(保育)がわかることと、
見守る(保育)をすること」もこれと同じく、
似て非なるものなのだと感じます。
人には「分かりたい」と思う欲求がありますが、
それを目的と勘違いしないように、
気を付けたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子