自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/11/21

本気かどうか

先日の出張では、社長と一緒に動いていたこともあり、
保育園の園長をはじめ、企業の経営者ともお話しする機会を多く頂き、
「理念」に対し、いつも本気かどうかを試されるような時間ばかりでした。

一般的な組織の中で働く時、
上司がいれば、そこからの指示で動いたりして、

ややもすると、自分の考えを持たなくても
事が決まったり、進んだりと働けて、
給与をもらえたりします。

ただ、経営者ともなると、
そんな生ぬるさは、命取り。

いつも責任を持っているからこそ、
常に本気であることを感じました。

この本気さの違いは、
理念よりも経営や雇用関係が優先される一般的な組織の中では、
あたりまえなのかもしれませんが・・・

「自分の人生」となると、
その責任者は、他でもない自分。

そんな自分の人生に対してでさえ、
自分の考えではなく、
誰かの期待に応えたり、誰かのせいにしたりして、

人生の目的や優先順位、
大事にしたいものが分からなくなる人が多いものです。
(私もそんな社会人生活が割と長かったです・・・^^;)

それを見つけようとするのか、思い出そうとするのか、
また、見つけても蓋をして生きるのか・・・

自分の人生をどう生きるかは、
自分次第、人それぞれでよいのだと思いますが、

自分の人生に対して、
誰か任せにしたり、本気でないというのは、
不自然なことですし、とてももったいないと思います。

「もっと本気にストイックにならなければ」ということではなく・・・

自分の人生の優先順位に対しては、
ごまかさない「本気さ」を持てたらと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子