自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2015/12/18

ものの見方

先日、ある保育園の園長先生が、

「自分は、皆の前で話すことも苦手だし、
 文章もうまくかけず、園長らしくないので、
 早く次の園長を決めたい。」

と仰いました。

すると、一緒にいたその保育園の前園長が、

「できないことは、その2つですか?
 だったらいいじゃないですか。

 もし、10000あったとしたら、
 あとの9998は、できてるってことですよね。

 できている方を見たらいいですよ。」と。

その方は、以前にも、

「コップに水が半分あるとして・・・

 それを半分しかないと見る人。
 そして、半分もあってうれしいと見る人。
 更に、半分も残してくださって有り難いと受け取る人。

 大きく言って3つの見方がある。」と、

「コップの半分の水」を通して、
物の見方を教えて下さいました。

ないものねだりではなく、あるもの探し。

更には、それに対する感謝を忘れない・・・ということは、

今のような、ものに溢れた豊かな社会では、
なかなか難しいことかもしれませんが、

本来、自然なものの見方だったのかもしれません。

自分自身も、そんな感謝の見方でいれたらと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子