先日、ある保育園の園長先生が、
「自分は、皆の前で話すことも苦手だし、
文章もうまくかけず、園長らしくないので、
早く次の園長を決めたい。」
と仰いました。
すると、一緒にいたその保育園の前園長が、
「できないことは、その2つですか?
だったらいいじゃないですか。
もし、10000あったとしたら、
あとの9998は、できてるってことですよね。
できている方を見たらいいですよ。」と。
その方は、以前にも、
「コップに水が半分あるとして・・・
それを半分しかないと見る人。
そして、半分もあってうれしいと見る人。
更に、半分も残してくださって有り難いと受け取る人。
大きく言って3つの見方がある。」と、
「コップの半分の水」を通して、
物の見方を教えて下さいました。
ないものねだりではなく、あるもの探し。
更には、それに対する感謝を忘れない・・・ということは、
今のような、ものに溢れた豊かな社会では、
なかなか難しいことかもしれませんが、
本来、自然なものの見方だったのかもしれません。
自分自身も、そんな感謝の見方でいれたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子