自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2016/01/17

好き嫌い

昨日は、学生時代の友人と
鰻屋で新年会でした。

注文をしてから活きた鰻を捌いて、
備長炭でじっくり丁寧に焼き上げるため
40分程待ったものの・・・

登場したその肉厚の鰻に、友人と驚愕!

超肉厚鰻

フワッととろける味わいは、
「待ったかいアリ」の美味しさでした♪

「新年会で鰻だなんて、
 私たちも大人になったものだね~」

「いやいや、とっくに大人だから(笑)」

なんて話しをしながら・・・

ふと、昔は鰻が嫌いで
食べられなかったことを思い出しました。

子どもの頃は少食で、好き嫌いも多く、
特に母親には心配をかけていましたが、

おかげさまで、今では好き嫌いもなくなり、
食の楽しみが増えたことを感じます。

このように、
子どもの頃に食べられなかった食べ物が、
大人になると食べられるようになる・・・とは、

私に限ってではなく、よく聞く話ですが、

子どもの好き嫌いに関していえば、

大人に比べて子どもの方が、味覚が鋭く、
特に「苦みや酸味」など、本能的に避けるため、

単に、好みの問題ということだけでもないようです。

そのうちに、何度もその食べ物を食べていくという
食経験を多く積むことにより、
徐々に味覚が慣れて、食べれるようになったり、

大人になり味覚が鈍くなって、
好き嫌いも自然と減ってくるようで・・・^^;

確かに、自分自身の経験から言っても、

色々なきっかけやタイミング、場数を踏んで、
自然と好きになっていることも多く、

子どものうちに無理にどうこうしなくても
大丈夫のような気がします。

ただ、その背景にあった、
母親など、周りの心配やおもいやり、料理の工夫などは、

決して忘れてはいけない、
大事な要因のように感じています。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子