昨日は、学生時代の友人と
鰻屋で新年会でした。
注文をしてから活きた鰻を捌いて、
備長炭でじっくり丁寧に焼き上げるため
40分程待ったものの・・・
登場したその肉厚の鰻に、友人と驚愕!
フワッととろける味わいは、
「待ったかいアリ」の美味しさでした♪
「新年会で鰻だなんて、
私たちも大人になったものだね~」
「いやいや、とっくに大人だから(笑)」
なんて話しをしながら・・・
ふと、昔は鰻が嫌いで
食べられなかったことを思い出しました。
子どもの頃は少食で、好き嫌いも多く、
特に母親には心配をかけていましたが、
おかげさまで、今では好き嫌いもなくなり、
食の楽しみが増えたことを感じます。
このように、
子どもの頃に食べられなかった食べ物が、
大人になると食べられるようになる・・・とは、
私に限ってではなく、よく聞く話ですが、
子どもの好き嫌いに関していえば、
大人に比べて子どもの方が、味覚が鋭く、
特に「苦みや酸味」など、本能的に避けるため、
単に、好みの問題ということだけでもないようです。
そのうちに、何度もその食べ物を食べていくという
食経験を多く積むことにより、
徐々に味覚が慣れて、食べれるようになったり、
大人になり味覚が鈍くなって、
好き嫌いも自然と減ってくるようで・・・^^;
確かに、自分自身の経験から言っても、
色々なきっかけやタイミング、場数を踏んで、
自然と好きになっていることも多く、
子どものうちに無理にどうこうしなくても
大丈夫のような気がします。
ただ、その背景にあった、
母親など、周りの心配やおもいやり、料理の工夫などは、
決して忘れてはいけない、
大事な要因のように感じています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子