自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2016/01/26

電車の音

今日は、茨城県の保育園へ訪問させて頂きました。

会社を出発し、電車を3回乗り換え、
2時間程で、ようやく園の最寄り駅に到着!

1両編成のローカル線は、
東京の電車とは全然違い、
人も少なく、穏やかな雰囲気でしたが、

それこそ、その無人駅に降り立つと、
乗車する人も下車する人もいなければ、
視界をさえぎるビルもなく・・・

その見晴らしの良さや、透き通った空気、
静かで自然に囲まれたのどかな雰囲気に、
自分自身の心や体がゆったりしてくるのを感じました。

更に、次の駅へと走り去り
どんどん小さくなっていくその電車からは、

「ガタンゴトン」と線路を走る音が
しばらく聞こえてきて・・・

思わず「いつまで聞こえるかな?」と、
耳を澄ましてしまうほどでした。

無人駅

普段は、電車の走る音なんて意識もしなければ、
どちらかというと、雑音のようにも感じていましたが、

自分自身のゆとりや好奇心、環境が違ってくると、
こうして、耳を澄ましてまでききたくなる音に変わるとは、
正直、驚きです。

そう思うと、自分が気付かない程に、
普段、常に色々な音に囲まれていて、
不自然な環境に身をおいているのかもしれないので、

一日のうちでも、あえてどこかで静かな時間をつくって、
ゆとりを大事にできたらと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子