先日、ある保育園でお聞きした話です。
園長先生が、非常勤の職員に
「見守る保育」についてお話ししたそうです。
その話しから、相手を信じることや、
寄り添うことの大切さを感じたのか・・・
その職員は、これまで飛行機に乗った時など、
前に座っている人が、リクライニングシートを
勝手にワッとさげてくると、
「なんで断りなしで、そんなことするんだろう・・・」と、
嫌な気持ちになっていたそうですが、
話しを聞いた後は、同じ場面でも、
「それをすることで、この人は楽になれるんだなぁ」と思って、
気にならなくなったそうです。
こんな風に、ものの受け取り方次第で、
全く変わることを感じ、
やっぱり、相手もあって、自分もあって・・・
決して自分だけではなく、
自然も含めて繋がりの中で生きているからこそ、
自分ひとりの思いこみの世界にとどまらないよう、
自分自身も、寄り添う優しさを大事にしていきたいと
改めて感じさせて頂きました。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子