先週も「端午の節供」で菖蒲湯に入りましたが、
週末の田植えの際、自生している菖蒲を頂いてきたので、
昨夜もそれらの菖蒲湯を楽しみました!
藤﨑農場で、毎年田植えをお手伝いし、
菖蒲を頂いたりするのも、今年で3年目となりますが、
自分でお米作りをやってみるまでは、
身近に田んぼがあるわけでもなかったので、
稲作については、なんとなく
「秋に収穫の時期を迎える」くらいの知識で、
いつ頃に田植えをし、お米がどのように育っているのかなど、
ほとんど知らずにいましたが、
こうして毎年田植えをし、菖蒲湯に入ったりしていると、
「またこの季節がやってきたなぁ」という感覚があり、
自然に沿って生きているかんじを得ます。
実際に「菖蒲湯」の由来について、
田の神を迎えるための「禊」の名残りとも言われており、
かつては「田植え」の中心となる女性が家にこもり、
身を清める「五月忌み(さつきいみ)」という風習があり、
この日には、家の軒に菖蒲をさし、
早乙女(さおとめ)と呼ばれる女性たちが菖蒲で作られた鉢巻を巻いて、
菖蒲湯に入り、身を清めたそうで・・・
こんな風に、お米作りや行事など、先人が大事にしていたものを、
自分自身も工夫して、できるだけ取り入れて、
自然に沿った暮らしをしていきたいです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子