昨日は、梅の実についてご紹介しましたが、
今日は、桜の実についてです。
先日、近所の公園を歩いている時、
ふと桜の木を見ていると・・・
小さな赤い実を発見!
桜といえば、やっぱりお花見を楽しむことが多く、
その後は、葉桜になって緑の葉が茂り、
秋になると紅葉し、やがて落葉する・・・というかんじで、
春以外はあまり注目しておらず、
まさか、こんな風に実がなるとは、
知りませんでした。^^;
そんなわけで、少し調べてみると、
桜には「自家不和合性」と呼ばれる性質があり、
同じ木の雄しべの花粉が雌しべに付着しても
実を結ばないそうです。
身近な桜並木といえば、やっぱりソメイヨシノですが、
ソメイヨシノだけが並んで植樹されていても実はつかず、
付近に違う品種の桜の木があれば
花粉が付着して実がなる・・・ということのようです。
これまで目にしなかったのも、
意識していなかったこともありますが、
それだけ貴重なものでもあるからなのですね。
それにしても、
今まで、春の桜の花ばかりに注目してましたが、
勝手に、旬や見頃を決めつけず、
通年で愛でる習慣をつけてみると、
他にも発見があるかもしれないと感じました。
人も同じく、勝手なイメージや思い込みで
相手の長所を決めつけすぎず、
変化を通して、
様々な魅力を発見できたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子