自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2016/06/12

草笛

昨日から、理念研修で新潟にきています。

昨日は、早めに到着したので、
神社の参拝や古民家の見学、
また、その古民家の近くを散策したりしました。

草笛2

そんな散策中、あるクルーが、
「これ懐かしい!」と言って、

そのへんに生えているイネ科のような植物を抜いて、
笛をつくってくれました。

草笛1

一緒にいた他のクルーも、
「知ってる、知ってる!」と。

私は、初めての体験で、
懐かしさはありませんでしたが、

真似して作ってみたところ、
かぼそくも音がなり、
楽しませてもらいました。^^

私は、子どもの頃から街に住んでいたこともあり、
あまり自然が身近だったとは言えませんが、

やっぱり田舎で育った人は、
自然と共に、色々な楽しみ方を知っていて、
なんだかうらやましくも感じます。

そして、こんな遊び方を
子どもたちにも残していけたらいいなと感じました。

そう思うと、今は人工的なおもちゃが豊富で、
逆に、自然の中で遊んだり、
自然物をつかって遊んだりすることも
昔に比べて少なくなってきていて・・・

子ども自体が変わったというよりも、
周りを取り巻く環境が、
随分と変わってきてしまったようで、
子どもたちにとっては、なんだかかわいそうな気がします。

大人の都合で、
どんどんと環境が変化していることを思うと、

子どもたちに対して、どんな環境を残していくのかを、
もっと真剣に考えていきたいです。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子