田植えから1ヶ月程が経過し、
「そろそろ草刈りが必要な頃かなぁ?」と思い、
藤崎農場さまへ聞いてみたところ・・・
「今年は、ジャンボタニシの異常発生で
雑草は皆無です。
苗もだいぶ食べられましたが、
補植して何とかなりそうです。」と。
草取りをしなくてよいのは、
随分と楽なことだと思ったところ、
実際に、除草剤を使用しない除草法として、
このジャンボタニシの食草習性を活用した
有機農法があるそうです。
ただ、草取りのことだけ考えれば、確かに楽だし、
除草剤も使わずにすむので、安価で環境への負荷も少なく、
好都合なのかもしれませんが、
ジャンボタニシの異常発生により、
草がなくなっているということは、
他の生き物も生きにくくなっているわけで、
お米を取り巻く生態系で考えると、
安心しているわけにもいかないことを感じます。
なかなか田んぼにも足を運べませんし、
分からないことだらけですが、
ジャンボタニシの異常発生によって、
どう生態系に影響していくのか、
お米の成長にどんな変化があるのか・・・
注意深く見ていけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子