自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2016/07/23

軽井沢おもちゃ王国

今朝から、軽井沢に来ています。

5月に70歳の誕生日を迎えた母の、
古稀のお祝いということで、

今回は、遅ればせながらですが、
両親と兄家族で集まっています。^^

そして、ちょうど今日は、
姪っ子の6歳の誕生日ということもあり、

「軽井沢おもちゃ王国」という子ども向けの施設で
一日中遊びました。

兄家族には、6歳、3歳、1歳4か月と・・・
子どもが3人いるのですが、

普段とは違う、子ども中心の生活に、
新鮮な面白みを感じつつも、
同時に、体力の限界も痛感することに・・・^^;

そんな「軽井沢おもちゃ王国」では、

観覧車やメリーゴーランド、
ちょっとしたジェットコースターなどの
「アトラクション」があったり、

りかちゃん人形などで遊べる
室内型の「おもちゃのお部屋」があったり、

ツリーハウスや吊り橋、クライミングウォールなど
約20種類の「アスレチック」が楽しめたりと・・・

一日では遊びきれないほど。

実際に、色々な遊びをしたわけですが、
最後に「何が一番楽しかった?」と聞いてみると、
姪っ子から「ブランコ!」と。

どうやら、アスレチックの森にあった
木から吊られた、長いロープのブランコが
楽しかったようです。

大人側としては、施設のフリーパスを購入したので、

フリーパス対象内でもある、通常は有料だったり、
普段乗れない人工的な「アトラクション」に
できるだけ積極的に乗ってもらいたい

・・・という思惑もありましたが、

結局は、そういうものよりも、
自然に触れたり、自分の体を使ったりする方が
やっぱり楽しいのかもしれません。

こうして、お金や時間の兼ね合いなど、
「計画通りに」「思った通りに」という大人都合が発生していると、

子どもの声を聴いたり、尊重したりすることも途端に難しくなって、

本来は「楽しんでもらいたい」という想いがあったはずなのに、
そうではないような、違和感のある不自然な行動を
とってしまうものですね・・・。^^;

こういうことは、
相手が「子ども」に限ったことではありませんので、

「そもそも」を握ることで、
自分自身の執着をなるべく手放し、

相手を尊重したり、相手に譲ったり、
いい意味でのあきらめを大事にしたいものです。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子