自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2016/07/25

イヤイヤ期

昨日に引き続き、
甥っ子の話になりますが・・・

今回の旅行では、2歳児の甥っ子が、
イヤイヤ期だからか、何度も反抗し、
大泣きするシーンがありました。

「あれがほしい」「これが食べたい」
「あの乗り物にのりたい」「もっと遊びたい」など・・・

次々に欲求が出てくる中で、
叶えられないことも多く、

初日の夜に「一体どうしたものか・・・」と
父親と話していたところ、

自分のタイミングを無視されたり、
指示されたり、否定されたりすれば、

反抗したくなる気持ちも無理はないね・・・ということで、
(大人でもいやですよね・・・^^;)

「ダメ!」と否定したり、おさえつけるのではなくて
まずは「○○したかったよねー。残念だよねー。」などと共感し、
その後に、ダメな理由など、ちゃんと伝えていくのがよいのでは?

・・・という結論に。

そして、2日目。

早速「あれがほしい」と
おもちゃの前で大泣きする甥っ子に試してみると・・・
効果てきめん!

毎回とはいきませんが、

寄り添って共感すると、泣きやんで落ち着いたり、
ちゃんと説明したら、分かってくれたり・・・と、

こんなに変化があるとは驚きです!

子どもは自然体だからこそ、
効果も素直にあらわれるのかもしれませんが、

だからこそ、自分がどうあればよいのかなど、
自分を省みやすいものだとも感じました。

子どもの自然な姿から学ぶことが多くある中で、

自分側の正しさを通そうとするのではなく、
相手の気持ちを受け止めたり、意見を認めたり・・・と、

人間関係において、
やっぱり、寄り添いや尊重を大事にしたいと感じています。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子