昨日は、斉藤牧場へ見学に行きました。
◆斉藤牧場とは
http://www.saitou-bokujo.org/setsumei1/setsumei1.html
こちらの牧場では、
牛を牛舎で管理するわけでもなく、
夏場はずっと放牧して、
搾乳時だけ、牛舎に牛追いをするそうです。
そのため、夜も
牛舎に戻るか山に残るかは牛の自由。
ほとんどの牧場では、
牛たちは、薄暗く狭い牛舎に
過密状態で詰め込まれて、
少しでも多くの牛乳を出すように、
運動もできない状態で飼われており、
5年程度しか生きられないそうですが、
こちらでは、
自らで、山に生える無農薬の牧草や野草を食べ、
自然の中でのびのびと育っているので、
病気にもかからず、
15年以上生きる牛も沢山いるそうです。
そんな元気な牛たちの牛乳を飲ませて頂くと、
サラッと爽やかな味で飲みやすく、
後味もクセがなく、とてもおいしかったです!^^
冬場は、乾草で育てているそうで、
季節によって、牛乳の風味や香りも変わってくるとか。
食べているものが、そのまま影響しているのは、
自然なことですね。
そう考えると、人におきる病気なども、
どんな命を頂いているのかが
大きく影響しているのでしょう。
私たちも、そうやって何かしらの「命」を頂いて
生かされていることを忘れずに、
「人間だけ」「一時的に」というような、
部分最適な偏った幸せではなく、
全体最適を意識し、
皆が幸せに生きられることを考えていきたいです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子