今朝、社内で実践した一円対話では、
皆で話し合いながら
「姉御(兄貴)肌」順に、席替えをしました。
そんな中、
「けっこう姉御肌ですよね」と言われたのですが、
自分自身は、兄がいたこともあり、
昔から、面倒見が良い方でもなく、
いつも誰かの後についていくタイプだったので、
そんな意外な言葉に驚くと共に、
なんだか違和感をおぼえました。
ところが、改めて今の自分を見直してみると、
入社歴も長く、少数精鋭組織のため、
これまでに「向いてないなぁ、苦手だなぁ」と思いつつ、
自分がやらざるを得ないことも多々あり、
誰かの後についていくというよりは、
自ら前に出るということもしばしば。
確かに「姉御肌かも?」と思えてきます。^^;
そう考えると、
生まれ育った家庭内での兄弟関係や
部活動、組織内での上下関係、
また、結婚し子どもが生まれて発生する親子関係など・・・
その時その場における、様々な立ち位置や立場、役割などが
その人を形成するものとして、影響が大きいことを感じます。
また、自分自身は、そうやって、
大きくなってから立場によって形成されたものは、
「自分らしさ」とは違うのではないか・・・と思っており、
冒頭の「違和感」に繋がったのですが、
よくよく考えてみると
「自分はこういう人」
「自分はそういうキャラではない」などと、
自分自身が思っていても、
それは、昔の姿から見ていたり、
自分の理想だったりして、
実際に「今」の自分は、
それとは違ったりするものなのかもしれません。
よく、洋服なども、
自分が思う「自分らしさ」や「自分に似合うもの」と
他人からみるそれが違ったりするのと同じような気がします。
そんな風に、過去の延長線上や、未来の理想像などから、
「自分らしさ」を自分で決めつけがちですが、
そもそも、
「自分らしさ」は自分で決めるものではなく、
目の前に与えてもらった環境の中、懸命に取り組むことで、
自然と出てくるのかもしれません。
実際に、カグヤに入社し、
色々な経験をさせてもらったおかげで、
昔とは違う今の自分、新たな自分に出逢え、
本当にありがたいことだと感じるからこそ、
今の自分ができるベストを尽くしていくことで、
まだ見ぬ「自分らしさ」との出逢いも楽しんでいけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子