台風の接近の影響で、
頭痛がする人が増えているようです。
今は、頭痛がするとすぐに薬を飲んで、
普通に出勤する人が多いものですが、
本来は、こうした痛みの発生は、
災害に備えて「外に出歩かないように」という
体からの合図なのかもしれません。
一説によれば、地球上で暮らす私たちの体には、
常に「気圧(空気の重さ)」がかかっていて、
一般的に、日本の成人で約16トンもの負荷になり、
それだけの力がかかっているのに体がつぶされないのは、
体の中から外へ向かう力で押し返し、
バランスが保たれているため・・・といいます。
空気だからといって、目に見えないと思っていたら、
海の中のように日頃から
これ程の圧力を受けているとは驚きです。
そんなちょっとした気候の変化に、
体が反応するというのは、
自然なことなのかもしれません。
体も気候の変化に沿って、
動いているということを忘れないで
しっかりと体の声を聴いていきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子