昨日のブログのとおり、
こちらは東京と違って、
夜がとても静かなこともあり、
毎日、ぐっすり眠れます。^^
特に昨夜は、
就寝前に炭で沸かすお風呂に浸かったのも
大きな理由だと感じます。
そんな炭で沸かすお風呂は、人生初の体験!
風呂桶の外側にある口から
炭を入れ、
それによって、お風呂の中にある
熱せられた鉄の鋳物を通して、
お湯が温まるというもの。
あたたまるまでに2時間程かかるのですが、
そうして、じっくり時間をかけて
あたたまったお湯だからか、
体の芯まで温まって、
お風呂からあがった後も、湯冷めせず、
ずっと体のポカポカが維持されてました。
更に、このお風呂に入れるまでの背景には、
おそらく明治時代に使われていたであろう風呂桶を
当主が探し出し、
その後、桶屋の職人さんが、
数か月にわたって、風呂桶を修理して下さったり、
また、皆がお風呂に入れるように、
火をおこしたり、
熱すぎたら水を足したりして・・・
こんな風に、自然や人、時間や場の力が
かけ合わさって実現したお風呂だったからこそ、
そのあたたかさもひとしおだったのかもしれません。
普段の入浴では
なかなか味わえませんが、
いつもこうして沢山のおかげさまによって
生かされていることを忘れずにいたいです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子