先日行われた「ドイツ研修同窓会」の前には、
参加園でもあった熊本の保育園での公開保育があり、
保育園にお伺いすると、
素敵なおもてなしをいただきました。
なんと園で手作りされた「朝鮮飴」と、
その下には、くまもんの扇がチラリ!
ちなみに、こちらの朝鮮飴は、
「長生飴」や「肥後飴」とも呼ばれていたそうで、
今から約1200年前、有明不知沿岸に流れ着いた遣唐使が
中国での製法を伝えたのが起源とされている
熊本の銘菓とのこと。
その他にも、熊本で長く愛されているお菓子の詰め合わせを
お土産にご用意して下さって・・・
なんともありがたいお心遣いに
心があたたまりました。^^
また、公開保育前には、主任先生から、
「熊本の震災の際には、
皆さまから沢山の心配や励ましの声などいただき、
本当にありがとうございました。
今日は、ご心配をおかけした皆さまに、
私たち熊本が、元気に頑張っているところを
お見せできたらと思います。」
・・・というお話もあったのですが、
実際に、保育現場を見学しながら、
先生たちが、本当に明るく元気に
前を向いて頑張っていらっしゃる様子が印象的で、
こちらが逆に励まされたような気がしました。
そう考えると・・・
「おもてなし」とは、
ついつい、相手のために直接的に
何かをしてあげることという感覚が強いですが、
こんな風に、周りとの繋がりや絆を感じながら、
自分の「頑張っている姿」を通して、
間接的に元気をお届けする・・・ということも、
ある意味での「おもてなし」のような気がしました。
そんな「おもてなし」の深さを感じつつ・・・
どんな自分であることが、
相手への配慮、気配りとなるのかと・・・
周りへの思いやりから、
自分の生き方を見直していきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子