今回の「ドイツ研修同窓会」の際には、
参加園だった熊本の保育園の方が、
色々とご準備をして下さったのですが、
そちらの保育園の今年のテーマが
「伝統」ということで、
私たちにも、そんな熊本の伝統を
味わわせて下さいました。^^
昨日のブログのとおり、
「朝鮮飴」のおもてなしもですし、
公開保育の資料には、
伝統ある「肥後六花」が表紙に!
この「肥後六花」は、
肥後椿(ひごつばき)
肥後芍薬(ひごしゃくやく)、
肥後花菖蒲(ひごはなしょうぶ)
肥後朝顔(ひごあさがお)、
肥後菊(ひごぎく)
肥後山茶花(ひごさざんか)
・・・の、6種の花の総称ということで、
江戸時代から明治時代にかけて
熊本藩士とその後裔によって育成されてきたものだそうです。
更に、同窓会の前には、
熊本の伝統工芸品でもある
「肥後こまづくり」(絵付けとニス塗り)の体験ツアーも!
色鮮やかな肥後こまですが、
こまに使用している
赤(心臓)、黄(肝臓)、緑(腎臓)、黒(すい臓)の4色と
付けていない無色(肺)は身体の五臓を現し、
昔から、健康長寿への願いが込められているといいます。
また、子どもの頃、ボールをつきながら歌っていた
「あんたがたどこさ、肥後さ・・・」なんて歌も
熊本の「肥後てまり唄」だったことを知り・・・
熊本にはたくさんの伝統があることを感じました。
そして、これは熊本だけではなく、
他の土地にも、きっと知らないだけで、
それぞれに伝統があるはずなのだと思います。
昔から伝わるものの美しさや
偉大さを感じるからこそ、
自分の生まれ育った地域、国の伝統を改めて深め、
子どもたちにも繋いでいけたらと感じます。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子