自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2016/11/04

感謝で受け取る

先日、社内での一円対話の振り返りの際、

進行役の「聴福人」を務めてくれたクルーから、

「お客様のところで行う一円対話では、
 そのままに傾聴しやすいのに、

 社内で行う一円対話だと、
 どこか自分で自分を評価してしまう時があって、

 そのまま聴けずに難しい。」

・・・という感想が。

そんな話から、別のクルーが、
聴福人としての姿勢について、

「参加者が話してくれた内容について、
 浅いか深いかで評価しないように
 自分は気を付けている。

 例えば、料理だったら、
 おいしいかおいしくないかで評価せず、
 感謝で味わうような感覚で。」

・・・と、自分が意識していることを
教えてくれました。

ついつい油断すると、
他者に対しても、自分に対しても、
評価してしまったりするものですが、

その評価が相手や自分を
「責める」ことに繋がっていたりすると、

自分の心はもやつくばかりで、

もやついているということは、
きっと不自然な証拠なのかもしれません。

何が正解かなんてないからこそ、

自分の心がもやつく方ではなく、
すがすがしくいれる方、好きな自分でいれる方を
大事にしていけたらと思うと・・・

そのためには、
確かに「感謝」が不可欠なような気がします。

仲間も頑張っているように、
私自身も、話を聴く時や食事をする時など・・・、

感謝で受け取っていくことを
大事にいしていきたいと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子