一昨日から、福岡県飯塚市にある古民家「聴福庵」にきており・・・今日は、人生初の「畳づくり」の体験を!
畳屋さんが、既に土台を用意してくれてましたので、まずは、そちらの端を切っていきます。
初めて、畳の断面を見せて頂きましたが、中身が「わら」でできているということを今更知り、とても驚きました!
その後、大きな長い針を使って畳縁を縫いつけていきます。
(裏側は、こんなかんじ)
実際にやってみたところ、とてもかたくて簡単にはいきませんでした!
これも見るのとやるのでは全然違い・・・
少しではありますが、1枚の畳が出来上がるまでの苦労を体験することができ、その後は、畳の見え方もなんだか変わってきました。
また今回は、畳(いぐさ)の生産者の方にもお越しいただき、直接、お話をお聞きすることができました。
「畳は、工業製品ではなく、農産物、生き物である」という言葉が印象的でしたが、いぐさは呼吸しているから、2年目までは手入れしないとカビが生えることや、色も青から黄金色へと、とてもいい色に変わっていくことなどを知り、そんな変化からも、畳も生きていることを教えて頂きました。
それにしても、日本人ということで和室や畳は昔から馴染みがあるものの、詳しいことは何も知らない・・・という自分に気付きます。^^;
古民家再生のおかげで、日本文化や日本の住まい、昔ながらの道具などに触れる機会が増えましたが、そこから日本人らしい生き物との関わり方も学んでいけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子