自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2016/12/30

心地よさ

今日は、地元の友人と忘年会でしたが、

お店で、何品か注文してみても、
「すみません、これは今材料をきらしてます。」
と言われるばかり。

また、店長らしき方に
「これとこれ、どちらがオススメですか?」ときくと、
「どちらもオススメです」で、話が終わったり、

いざ注文できても、30分ほど料理が全く出てこず、
その間、何の説明もなく放置状態だったりと・・・

なんだか、居心地の悪さを感じました。

よくよく意識してみると、店員さんの笑顔もなく、
席もポツポツ空いていて、
なんだかお店自体に活気も感じられず・・・

結局、早々に切り上げて、次のお店に行くことに。

2軒目のお店では、対照的に、
店員さんの笑顔が印象深く、

いろんなシーンで、
心ある声掛けや、丁寧な説明があり、
なんだか温かみや安心感がありました。

また、キャリーケースを持っていると、
入る時は「席で邪魔になるから」と預かってくれ、

帰る時は、階段だったこともあり、
2階のお店の出口から、
わざわざ1階まで運んでくれたりもして・・・

そのホスピタリティに、感動の連続でした。

「また行きたいお店は勿論だけど、
自分が働くとしても、やっぱり
1軒目よりも2軒目のお店の方がいいよね」

などと、友人が話してましたが、

確かに、客としてもスタッフとしても、
この「いい」の感覚は別物ではないように感じ・・・

それは「心地よさ」のようなものだと思いました。

接客に限らず、心地よさの先には、
「また来たい」「また会いたい」の気持ちが
自然に芽生えることを感じるからこそ、

人と接する上で、自分目線ではなく、
相手の安心や心地よさを追求していくことを
心がけていきたいです。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子