自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/01/08

雪見障子

今日は、年始のご挨拶で、
秩父にある伯父の家へ。

そんな秩父では、
15時頃から雪が降り始め・・・

家から庭を眺めると、すっかり雪景色!

雪見障子

まさに、「雪見障子」越しに
美しい雪景色を眺めることができました。

しかも、縁側にあるシクラメンが
ハートにも見えて、なんだかホッコリ。^^

実際に、雪景色を見るのもよいですが、

こうして、雪見障子越しにみる雪景色は、
奥ゆかしさもあってか、
どこか日本らしく、とても風情があり、

何より、障子を閉めたまま、暖かい部屋で
庭の静かな雪景色を見られるというのは
とても贅沢なものです。

「雪見障子」という名前の由来も、
そんなところがあるのかもしれませんね。

また、この雪見障子のガラスは、
昔ながらの表面が歪んだ「ユラユラガラス」で、
職人さんの手作りということですが、

見る角度によって、微妙に景色の表情を変え、
その独特の風合いに、とても魅かれるものがあります。

このように建具ひとつとっても、

ものの美しさ、感性の美しさ、自然の美しさ、暮らしの美しさ、
職人さんの仕事に向かう姿勢の美しさなど・・・

日本の美しさを随所に感じることができるものですね。

先人が残してくれた美しさを発見し、
少しでも継承していけたらと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子