今日は、年始のご挨拶で、
秩父にある伯父の家へ。
そんな秩父では、
15時頃から雪が降り始め・・・
家から庭を眺めると、すっかり雪景色!
まさに、「雪見障子」越しに
美しい雪景色を眺めることができました。
しかも、縁側にあるシクラメンが
ハートにも見えて、なんだかホッコリ。^^
実際に、雪景色を見るのもよいですが、
こうして、雪見障子越しにみる雪景色は、
奥ゆかしさもあってか、
どこか日本らしく、とても風情があり、
何より、障子を閉めたまま、暖かい部屋で
庭の静かな雪景色を見られるというのは
とても贅沢なものです。
「雪見障子」という名前の由来も、
そんなところがあるのかもしれませんね。
また、この雪見障子のガラスは、
昔ながらの表面が歪んだ「ユラユラガラス」で、
職人さんの手作りということですが、
見る角度によって、微妙に景色の表情を変え、
その独特の風合いに、とても魅かれるものがあります。
このように建具ひとつとっても、
ものの美しさ、感性の美しさ、自然の美しさ、暮らしの美しさ、
職人さんの仕事に向かう姿勢の美しさなど・・・
日本の美しさを随所に感じることができるものですね。
先人が残してくれた美しさを発見し、
少しでも継承していけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子