昨日は、高知県にある
竹材専業メーカー「竹虎」四代目
山岸様にお会いする機会を頂きました。
◆竹虎
http://www.taketora.co.jp/special/ta0002.html
「まずは山へ!」ということで、
この地域でしか成育しないといわれる
「虎竹」を実際に見せて頂くことに!
実際に、伐られた竹を見ると
曲がっていたり、断面も丸ではなかったりですが、
実は、こちらを工場に運び、
火であぶり、油抜きをした竹を
まだ熱いうちに、
「ため木」という
てこの原理を利用した昔ながらの道具を使って
まっすぐに矯正していく・・・ということでした。
確かに、人も一人ひとり違うわけで、
自然界のものは皆、
同じで整っているはずもなく・・・
むしろ、不揃いなことが自然ですね。^^;
普段、既にまっすぐになって、
活用されたものばかりを目にしていたこともあり、
「竹は丸くてまっすぐ」という
イメージを持っていましたが・・・
こうして、もともとの姿や、工程を目にしたりして、
自分の思い込み、不自然なものの見方をなおしていきながら、
子どもたちに本物が残せるよう、
本物を見極める目を養っていけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子