自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/03/09

少なくても

今日は、朝からお客様との予定があるクルーもおり、

毎朝、社内で行う「一円対話」には、
参加者が3名しかいませんでした。

しかも、社内には、
進行役の聴福人である私と、別のクルーの2名で、

もうひとりは福岡から
スマホをつかっての遠隔参加!

このようなスタイルは珍しいのですが、
おかげで「あること」に気付きました。

それは、人が多いと無意識的に
「ちょっと気を抜いても大丈夫かな?」などと思ったり、

その場に一緒にいれば
「見れば分かる」などと、声掛けを怠ったりと、

ついつい楽を選んでいるフシがあるのですが、

人が少なかったり、
顔が見えなかったりすることで、

それぞれに、積極的に声掛けをしたり、
聴こうとしたりしていて・・・

自然とお互いにおもいやりがうまれやすい
・・・ということです。

組織においても、人が少ないことを
悪いことのように捉えがちですが、

かえって協力が進んだり、
おもいやりあったりしやすいことを思うと、

決して、少ないことは悪いことではないと感じます。

多いからいい、悪い。
少ないからいい、悪い。

・・・ということではなく、

どんな状況、状態であっても、
むしろ、頂いている今の状況に対して、
いい方を見て、

感謝の気持ちを忘れないことが
大事なのかもしれません。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子