昨日まで降り続いていた雨もやみ、
今日は、また春らしさが感じられましたが、
東京では、桜の開花宣言から1週間経った今も、
周期的な寒の戻りの影響か、まだ二分咲き程度。
満開は今週末・・・との予想も出てますが、
今年は、開花から満開までがゆっくりなので、
こんな風に長い間、桜の花を楽しめるのは、
なんだか得した気分です。^^
そして、ちょうど先週末にも、
そんな桜を楽しみに、友人とお花見をしました!
実はこのお花見、その昔は「神事」だったそうで・・・
桜の語源として、「サ」は穀物の神様を、
「クラ」は座で、神様が宿る依り代という意味があり、
桜の花は、田の神様が山から降りてきた印と考えられて、
桜の木にお供え物をしたり、
秋の豊作を祈りながら宴を行うというのが
お花見の由来・・・という説があります。
また、調べてみると・・・
桜の花が咲くことが
「神様が降りてきて下さった証」
散ることが
「神様が帰っていった証」と意味され、
しっかりとした期日を桜が咲いていてくれれば
その年の豊作は期待できたのですが、
すぐに散ってしまったら
「凶」とされ、豊作が期待できない・・・と、
花で収穫を占ったとも言われているようです。
日本人が、桜の花が咲くことに喜びを感じたり、
散っていく中に寂しさを感じるのは、
無意識でも、自然とこんな由来を
感じているからなのかもしれません。
桜やお花見の奥深さに触れ、
ますますめでたさが増してきた気がします。^^
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子