自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/04/11

渡り鳥文庫

先日、高円寺に行くと、
駅の高架下に謎の書店を発見!

渡り鳥文庫1

そこには「渡り鳥文庫」という看板と、
3冊の文庫本が!!

渡り鳥文庫2

手作りと思われる看板にも
なんだか癒されますが、

この書店?の仕組みは、

もう読まなくなった本を
誰かに読んでもらったり、

その代わりに、
自分が読みたい本を持ち帰ったりと、

「渡り鳥」の名のとおり、
文庫が、見知らぬ誰かから誰かへと渡っていく
・・・というものなのでしょう。

道具や洋服なども、誰の目にも触れずにいたり、
使われずにいたり、タンスの肥やしになっていると、
なんだかもったいなさを感じたりしますが、

文庫も、もう読まれずに、
本棚にあることすら忘れられた状態よりも、

沢山の人に読んでもらったり
役立っていることで、
喜んでいるかもしれませんね。^^

そして、目の前に人がいないのに、
なんだか人の心、余韻があるようで・・・

そんな見えない関係に、なんだか夢を感じました。

世の中の全てのものは、目に見えなくとも
繋がり合い成り立っている・・・という事実を忘れずに

「もったいない」の気持ちから、
命を大切に生かせたらと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子