昔の伝統技術で建てられた家や道具などに囲まれていると
懐かしさを感じますが、
それは、過去にあたりまえに使われていた
時代があったということで、
その時代にさかのぼって
懐かしいと感じているように思います。
かつての伝統のものや道具は、
過去から今まで生き続けており
言いかえれば、時が宿っているともいえ・・・
そんな「時」を感じることで、不思議と
自分自身の存在もまた、
ありがたく感じられてきたりします。
自分なんかよりも、ずっと長く生き続けている
懐かしいと思えるものを
大事にし続けていくような生き方を、
子どもに残していけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子