昨年から、福岡県飯塚市にある
古民家「聴福庵」の再生をしていますが、
その参考に・・・という考えもあって、
先日の京都出張時には、
「角屋(すみや)」へ見学に行きました。
◆角屋 http://sumiyaho.sakura.ne.jp/index.html
「角屋」は、昭和60年まで営業していた
花街・島原を代表する揚屋(料亭)で、
今は「角屋もてなしの文化美術館」として
公開されています。
見学をする中で、案内人の方に
色々とご説明頂いたのですが、
そんな中で、印象深かったのが・・・
竈の神、三宝荒神様や、
お稲荷様、韋駄天様、布袋様・・・と、
台所のいたるところに、
様々な神様が祀られていること。
案内人の方も、
「昔の家は、神様だらけだよ」と
教えてくれましたが、
それだけ昔の方が、
信仰深かったということでしょう。
また、ひとつの神様に限らないところにも
なんだか日本人らしさを感じます。^^
「目に見えないものしか信じない」とか、
「これじゃなければダメ」などと窮屈にならず、
昔の日本人のように、信仰心を失わず、
自由に自然でありたいです。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子