週末、実家の畑に行った際に、
近くの川沿いの土手に並んでいた梅の木の枝が、
切られていることに気付きました!
どうやら落ち葉を掃除する人や、
梅がなっても拾う人もいないということで、
管理している老人会の方々が困って、
「切ってほしい!」と、役所に相談した結果のようです。
「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」という言葉もあり、
梅は余計な枝を切らないと枝が伸びすぎて樹形が乱れ、
翌年花が咲かなくなるそうですが、
あまりにもバッサリと切られたその姿に、
「そうは言っても、これは切りすぎでは?!
もう花も咲かないのでは?!」と不安になり、
少し調べてみると・・・
通常は、花芽を5~6芽程残して、外芽で切るそうですが、
伸びすぎた枝等は、付け根から大胆に
「切り戻し」をする場合も確かにあるようでした。
最初は、「梅の木が邪魔な存在として扱われ、
短絡的な判断のもと、枝を切られてしまいかわいそう・・・」と、
感じていたものの、
決して、梅の木を枯らそうとしていたわけでも、
邪魔者にしていたわけでもないのかもしれない・・・と思い直し、
少ない情報や自分の価値観、知識で決めつけず、
「もしかすると何かあるのかも?」と、
自分の思い込みに、注意していくことが大切だと感じました。
環境コーディネーター
宮前 奈々子