自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/05/10

実がなるまでのプロセス

昨日のモーニングでは、
ペアの担当者と相談して、

炊き込みご飯のおむすびとお味噌汁、モロキュー
・・・というメニューを分担し、

私は、昨年仕込んだ手作りお味噌で、
絹さやと玉ねぎのお味噌汁を用意しました。

絹さやは、先日畑で収穫したもので、
お花もきれいなのですが、

絹さや花

こうして、お花から
徐々に実がなっていく様子を見ていくと、

絹さや花から1

絹さや花から2

改めて、何事にもプロセスがあることを感じます。

それは同じく、いちごの収穫でも実感。^^

いちご花

いちご花から1

いちご花から2

いちご花から3

収穫物だけ見ると、あまり実感がないのですが、

ひとつの植物としてちゃんと経過を見てみると、
あたりまえですが、芽が出て
花が咲いて実が成っているわけで・・・

そこには人と同じく、いろんなドラマがあるのでしょう。

目の前のものに対して、
ついつい「花」「実」など結果物として
見る意識があったりしますが、

その背景にあるプロセスを
しっかり見ていけるようでありたいです。

そして、人生だって「結果さえよければいい」ではなく、

どんな出逢いがあったか、どんなことを体験したか、
どんな風に味わっているかなど・・・

そのプロセスにこそ豊かさがあり、
それが生きる醍醐味のようにも感じるので、

結果にとらわれすぎずに、
「今その時」を大事にしながら、
プロセスを重ね味わっていけたらと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子