昨年秋に種をまき、6月に収獲できた小麦を、
先日、社内で石臼を使って粉にしました!
初めてのことで、組み立て方や使い方も分からず、
とまどうばかりでしたが、
皆で、ネットで調べながら、協力して挽いていきました。
実際にやってみると、
まず、重くて回すのに一苦労。
また回せても、早すぎるときちんと粉にはならず、
ゆっくりとした一定のリズムでないと、むらも出て、
非常に難しかったです・・・。
石臼には最適回転速度があるようで、
一分間に30回転(2秒間に1回転)が良いみたいですが、
実際にその速度を意識すると、
思ったよりも遅いかんじで、
労働のテンポが、今と昔では随分と違うことが分かります。
今は、「いかに早く」と効率重視の時代ですが、
本来の人間の労働テンポを体感することで、
自分達の不自然さに気付く機会となりました。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子