自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2017/05/22

自分への矢印

昨日、出張帰りの飛行機の中で、
飛行機の窓から見る雲がきれいで、
思わず写真を。

飛行機からの雲

飛行機は、もう何度も乗ってますが、
普段見れない空からの景色や、きれいな景色に、

窓際に座れた時は、
思わず写真を何枚も撮ってしまいます。^^

そして東京に戻り、自宅への帰路の途中、
空を見上げると、飛行機雲が!

飛行機雲

「さっきまであっちにいたんだぁ。」
なんて思いながら、

「でも逆に、飛んでいる飛行機からは、
飛行機雲は見れないな。」と思い、

ふと・・・いつも自分が見ているものは、
自分側からの視点であり、

それだけでは、見えないものが
沢山あることに気付きます。

だからこそ、
日々の振り返りや内省でも、

自分側からの視点を離れ、
外側から客観的に自分を見て、

自分の方を省みていくことが
大事になってくるのでしょう。

カグヤでは「自分への矢印」を
大事にしていますが、

これは、相手に変ってほしいと
要求する(外側に矢印を向ける)のではなく、

まず自分の実践を省みて(自分に矢印を向けて)
できていなければ、それを改めて振り返り、

まずは自分を変えることを優先しよう

・・・というものです。

相手を責めたり、相手のせいにするのではなく、
そして、決して自分を責めることでもなく、
まずは自分がどうなのかと反省すること。

そして、そこから相手も感化できたら、
なおさらいいなぁというかんじです。^^

自分と向き合うのは、
嫌な自分も見えてくるので、
けっこうきついものがありますが、

それでも、自他を責める気持ちをなくし、
こうして、自分に矢印を向けていくことで、

自然と、理念や自分自身を取り戻し、
かえって楽にすっきりなったりします。

視野が狭くなり、自分側からの視点だけでは、

やっぱり、ものごとが偏って見えたり、
見落としているものが沢山あり、
ドツボにはまっていくるものですから、

見る角度を変えながら、
理念を軸に、自分を省みて

ありたい自分、守りたい初心を
大事にしていけたらと思います。

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子