一昨日より鹿児島に来ていますが、
今日は、当主のすすめもあって
「郷中(ごじゅう)教育」を学びに「維新ふるさと館」へ。
そんな中「篤姫を育てた薩摩の風土」というものが
目に留まり、
「女の道は一本道。
さだめに背き、引き返すは恥にございます。」
という言葉が心に残りました。
それは、かつての大河ドラマ「篤姫」の中で、
島津斉彬の養女になることが決まった時、
ためらいをおぼえた篤姫に対して、
篤姫の養育係である菊本が発した言葉。
ドラマの中の言葉ではありますが、
そこには、なんだか生きる覚悟が感じられます。
そう考えると、他にも西郷隆盛や大久保利通をはじめ、
立派な方々を沢山生み出した薩摩ですが、
そのような人物が育つ背景には、
先生となる存在含め、風土や環境が
大きな影響を与えているのだと感じます。
子どもの周りに、どのような教育風土や環境を残していくのか
・・・というのは、大人としても大きな責任を感じるからこそ、
その自覚をもって、自分自身の仕事に対しても、
しっかりと臨んでいきたいと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子