本日は、室礼のお稽古に行ってきました。
今回は、お盆がテーマ。
思い返せば、初めての室礼体験教室の時も
お盆がテーマだったので、
室礼を習い始め、早くも丸4年が経過しました!
当時、ちょうど旅先で、
たまたま今の教室の先生が書かれた室礼の本に出逢い、
その後、体験教室の申込連絡をして今に至るわけですが、
まさかこんなにはまるとは・・・
あの時、本と出逢え、
直観で動いてみて、本当によかったです。^^
そんな本日のお稽古では、先生のお話から、
改めて、室礼の根本を感じるようでもありました。
「野菜も花も木も・・・全ては根があり
大地と繋がっている。
私たち人も、根こそないけれど、
足裏は大地と繋がっている。
全てのものに命があり、
その命は等価(同じ)である。
そして、大地だけではなく、
太陽、月、水、光など
天の恵みがあって、命が巡っている。
だから大地側からだけではダメで、
大地の実りを天に供えることで、
天と地が結ばれる。」
そんなお話をお聞きしながら、
自分自身の室礼を見直してみると、
季節の野菜などを盛らせて頂いても、
供えるというより、飾るというようなかんじで、
どこか形や見た目、知識などにとらわれ、
本来の大事な思いや心が、
追いてけぼりになっている気が・・・。^^;
「供える」という行いが、
自分の中で、まだまだ身近でなく不自然さもありますが、
子どもたちに、大事な心を繋いでいくためにも、
こんな風に、何度も何度も行事(事を行う)を重ね、
大きな繋がり、循環の中で生かされていることを忘れず、
謙虚で感謝ある生き方を、
日々磨いていけたらと思います。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子