自然から学ぶ

私たちの復興「自分たちに出来る事をする」

カグヤでは2011年の東日本震災から、自分たちなりに復興を始めました。それは、「自然から学び、自然に沿った本来的な生き方を実践する」こと。これまでの人間都合の生き方を改め、自然のつながりの中で生きる取り組みをご紹介いたします。

2016/11/02

「七五三」の室礼 ~2016年~

最近はすっかり寒くなってきましたが、
11月に入り、社内の室礼も
「七五三」をテーマにしています。

盛り物には、榊やグレープフルーツ、
神楽鈴や千歳飴を。

七五三室礼

今年も「榊」には、
魔よけの力があるとされる「麻」を結びます。

また「グレープフルーツ」は、
柑橘類の「きつ」が「吉」に繋がり、
大きいほど大吉ということで盛りましたが、

今回は、神様を呼ぶ神社の鈴に見立て、
上に、白い紐で鈴緒をつけました。

白には、社内でも大事にしている
「義」の想いをこめています。

そして今年も、3、5、7個の鈴が3段についた
「七五三鈴」とも呼ばれる「神楽鈴」を。

そもそも、鈴には神様を呼び寄せる霊力があることから、

昔から子どもの履物や衣服、持ち物に鈴をつけ、
子どもの無事を願う魔除けとしたようです。

他には、長寿を願う「千歳飴」・・・ということで、

今年は、ちょうどクルーの子どもにも
7歳の女の子と5歳の男の子がいたりして、

なんだか自然と、お祝いの気持ちも増してきますが、

たとえ、ちょうど七五三の年齢の子どもがいなくても、

こんな風に、成長を祝う気持ちや、
自分の成長を願ってくれた両親への感謝の気持ちをこめて、

年に一度、七五三の室礼をしたり、
行事を味わっていきたいものです。^^

かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子