昨日のお稽古でも習ったとおり、
早速、社内でも
邪気を祓い、無病息災を願って、
「端午の節供」の室礼を!
今年も、カグヤ起業時に、
顧問弁護士より頂いた「兜」を盛り物に。
そして、
「菖蒲(しょうぶ)」「芍薬(しゃくやく)」
「鉄線(てっせん)」のお花を活けました。
立ちのぼる菖蒲を父母、
かわいらしい芍薬を子どもたち、
つるものである鉄線は、代々の血縁を・・・と、
家族を見守るご先祖様や祖父母を表現しています。
生け花は、「擬死再生」。
一度花を切り、死んでしまったお花を
再び花器に活け、再び生かしていく
・・・ということですが、
まだ蕾のお花に対して、
花が咲き、広がっていくことをイメージして、
それらが重ならないように、
高さや奥行などにも配慮して活けるというのは、
素人の私には、なかなかの至難の業。^^;
もたもたして、花を沢山触ってしまったり、
花器の口が狭くて、茎をぶつけいためてしまったり、
なんだか申し訳ない気持ちが湧いてきます・・・。
命あるものと関わっていくことの
難しさや繊細さを感じつつ、
この室礼のおかげで、
そんなことに気付けるようになったのかも・・・と思うと、
どんな環境に身をおくか、
どんな習慣を持つかというのは
大事なことだなぁと改めて感じています。
かぐやかコーディネーター
宮前 奈々子