先日は息子の通う保育園のお楽しみ会がありました。
卒園を控え、残す行事もだんだんと減る中での
子どもたちの発表の場ということで、
保護者も楽しみにしていた行事の一つがお楽しみ会です。
今年、息子のクラスでは“かぐや姫”を発表してくれましたが、
もともとの物語にアレンジを加えてあり、
原作にはない登場人物が登場したり、
先生からは「アドリブを入れてもいいよ」との言葉が
あったようで、
息子も友達とボケ・ツッコミの役割とネタを仕込んでおり、
しっかりと笑いを取っていました。
お楽しみ会冒頭の園長先生のお話で
「子どもたちは見られること、発表することを楽しんでいる。
より多くのセリフを言いたくて、勝手にセリフを増やしたり…。
自分が子どものときは人前に出るのが恥ずかしかったものだけど
今の子どもたちはすごいですね。」
という言葉があった通り、緊張はどこへやら、
誰よりも自分たちが楽しんでいる様子が伝わってきました。
合奏も、はっきり言って全くのバラバラでしたが、
全身を使って笑顔で演奏している様子に
思わず「これでいいのだ」と思わされました。
きっとお楽しみ会のために練習して、
ここまでのレベルまでできるように、というような
大人の都合が刷り込まれていないからなのでしょうね。
親も心の底から楽しめる、素敵なお楽しみ会でした。
「来年もやりたい」と言う息子。
小学校へ行っても、発表する楽しさを忘れずに
のびのびと育ってほしいと思っています。
美化コーディネーター
眞田 由莉