先日保育園で行われたOB父親保育。
「地域で地域の子どもを見守る」
ことを目的に第一回目が開催されました。
普段の父親保育の場合、
初めての行事参加者が多いことや
そもそもの目的が「園の保育を知ってもらう」ということもあり、
保育計画をお父さんたちで立てたり、一日の流れを事前に理解して
初めての人でもある程度は安心して当日を迎えられるようになっていますが、
今回のOB父親保育は初開催ということもあり
日案は立てず、子どもたちに聴きながら進めるという流れを体験しました。
12月ということもあり、2歳児クラスでも普段の生活の流れをしっかりと
子どもたちが理解していて、、、
本当に驚いたのですが、朝から終わりまで、、、
朝は何をするか、
何をして遊びたいか、
着替えは、排泄は、おむつは、
お片付けは、、、
全部を子どもたちが教えてくれました。
ある意味では、先に勉強したり、計画を立てたり、
一日の流れを決めてしまうと、子どもたちには聴かずに
決めたプラン通りにやってしまい、子どもたちを動かしていたかもしれません。
子どもから聴き、子どもから学ぶという体験を通して
2歳の子どもたちがここまで自立しているとは!!と
やってあげる保育ではなく見守るということの大切さを感じました。
お父さんたちからも、設定保育ではない今回の保育では
「子どもとの距離感が難しい、見守るためには見守るという覚悟がいる!」
という声も上がるなど、様々な気づきは
今まで幾度となく父親保育を体験してきたお父さんたちならでは。
こういった体験を、毎年一回、同窓会のように行うことが出来ると思うと
本当に有難い取り組みだと感じます。
ミマモリスト
眞田 海