ある園長先生とお話をしていた際に
面白いお言葉を頂きました。
「ロードマップ研修をして8か月。
職員一人ひとりの能力や保育が大きく変わった印象はないんです。
そんなにいきなり現れるものでもないと思うので。
ただ、前はこちらが言わなきゃ動かなかったり、
指示待ちのような状況がありましたが、
今は職員が一円対話や研修などをどんどんと自分たちで
どう進めていくか、どんな準備が必要かなどを考えてやるようになり、
子どもたちへの保育の方針と同じように、
職員の主体性を尊重するという感じになってきていますね。」
いやいや、、、先生!
大きな変化です(笑)
一人ひとりの能力を伸ばすことよりも
園全体の習慣や文化を作っていく方が、
長い年月をかけて職員さんを磨いてくれる
そんな大切なお守りになっていくはずです。
環境や習慣があることで、安心してみんなが働けること。
子どもたちと同じく、
人はみんなに受容され、安心感の中で働き、
そしてそういった環境の中で自らの力を発揮しながら
自立し、貢献していくのだと思います。
子どもたちに大切にしてほしいことは
自分たちが大切にするということ。
その意味を私自身も追求していきたいと思います。
ミマモリスト
眞田 海